Pray For Japanより?未来への希望
いろんなところでいろんな人に紹介された
「Pray For Japan」、読みましたか?
東北関東大震災後にTwitterで寄せられた心温まるエピソードを集めたものです。
泣きました。今更ながら、日本人であることに誇りを感じました。
それで思い出したんだけど、いつだったか、マレーシアで"Proud to be Malaysian"という スローガンがあちこちに掲げられていた時期がありました。ある日郵便局にいたわたしは、ある欧米人が 郵便局員ともめているのを見ました。どうも局員の対応が悪かったようなのです。
その人は去り際に、
「"Proud to be Malaysian"って、一体何を誇りに思っているんだ!」
と言ったのをよく覚えています。
今回の震災後の人々の行動を見ていると、わたしはなぜ日本人であることを誇りに思うか、 はっきり説明することができます。
混乱に乗じた強盗や略奪も起こらず、秩序を守って行動し、助け合う。企業・個人が無償の物資提供をする。 数え上げたらきりがありません。
ただ、募金と偽った振り込め詐欺などもあるみたいなので、いい人ばかりじゃないのだろうけど。(気をつけて下さい。)
さて、「Pray For Japan」のエピソードはどれも涙を誘うけれど、わたしがハッとしたのはこれでした。引用します。
避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らした時、横に居た高校生ぐらいの男の子が 「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」って背中さすって言ってたらしい。
こんな気概のある日本の高校生がいたのか!と頼もしく思うとともに、今のわたしにできることって、 祈ることと寄付をする以外にもあったんだ、と気付きました。
それは、自分の子供を心をこめて育てて、優しく賢い子にすること。
将来の世界を作っていくのは今の子供たち。よりよい世の中を目指し、人のためになるようなことをしようと思う 優しい心を育てるのも大事だし、実際に自分なりに得意な何かをできる子にしていかなくては、と思いました。
もちろん、そんな悠長なことを言っていられない事態なので、差し迫っての援助も必要です。
でも今は個人が被災地に殺到してもうまく機能しない状態なので、それぞれができることをするしかないのだと思います。
子育ては結果が出るのにとても時間がかかってしまうこと。何かしたいと焦る気持ちがある時にそんな長いスパンで 考えられないかもしれないかもしれませんが・・・。
でも、少なくとも「自分には何もできない」と思う必要はないと思います。「非生産的な人間」という軽蔑的な意味で 「女子供」という言い方をする人もいるけれど、わたしたちは未来を作る子供を育てるというとても大事な仕事をしているんです。
今目の前にいる幼い子は、今回の震災後の再建には直接かかわらないかもしれないけれど、全部ずっと未来へつながっていると思います。
被災者のみなさん、今の状況が落ち着くまでなんとか踏ん張ってほしいです。
そして、落ち着いたら、それからが頑張りどころだと思います。雨降って地固まる・・・というにはあまりにも激しい土砂降りだったけれど、 この後絶対日本はよりよい国に生まれ変わっていくと信じています。

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東北関東大震災後にTwitterで寄せられた心温まるエピソードを集めたものです。
泣きました。今更ながら、日本人であることに誇りを感じました。
それで思い出したんだけど、いつだったか、マレーシアで"Proud to be Malaysian"という スローガンがあちこちに掲げられていた時期がありました。ある日郵便局にいたわたしは、ある欧米人が 郵便局員ともめているのを見ました。どうも局員の対応が悪かったようなのです。
その人は去り際に、
「"Proud to be Malaysian"って、一体何を誇りに思っているんだ!」
と言ったのをよく覚えています。
今回の震災後の人々の行動を見ていると、わたしはなぜ日本人であることを誇りに思うか、 はっきり説明することができます。
混乱に乗じた強盗や略奪も起こらず、秩序を守って行動し、助け合う。企業・個人が無償の物資提供をする。 数え上げたらきりがありません。
ただ、募金と偽った振り込め詐欺などもあるみたいなので、いい人ばかりじゃないのだろうけど。(気をつけて下さい。)
さて、「Pray For Japan」のエピソードはどれも涙を誘うけれど、わたしがハッとしたのはこれでした。引用します。
避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らした時、横に居た高校生ぐらいの男の子が 「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」って背中さすって言ってたらしい。
こんな気概のある日本の高校生がいたのか!と頼もしく思うとともに、今のわたしにできることって、 祈ることと寄付をする以外にもあったんだ、と気付きました。
それは、自分の子供を心をこめて育てて、優しく賢い子にすること。
将来の世界を作っていくのは今の子供たち。よりよい世の中を目指し、人のためになるようなことをしようと思う 優しい心を育てるのも大事だし、実際に自分なりに得意な何かをできる子にしていかなくては、と思いました。
もちろん、そんな悠長なことを言っていられない事態なので、差し迫っての援助も必要です。
でも今は個人が被災地に殺到してもうまく機能しない状態なので、それぞれができることをするしかないのだと思います。
子育ては結果が出るのにとても時間がかかってしまうこと。何かしたいと焦る気持ちがある時にそんな長いスパンで 考えられないかもしれないかもしれませんが・・・。
でも、少なくとも「自分には何もできない」と思う必要はないと思います。「非生産的な人間」という軽蔑的な意味で 「女子供」という言い方をする人もいるけれど、わたしたちは未来を作る子供を育てるというとても大事な仕事をしているんです。
今目の前にいる幼い子は、今回の震災後の再建には直接かかわらないかもしれないけれど、全部ずっと未来へつながっていると思います。
被災者のみなさん、今の状況が落ち着くまでなんとか踏ん張ってほしいです。
そして、落ち着いたら、それからが頑張りどころだと思います。雨降って地固まる・・・というにはあまりにも激しい土砂降りだったけれど、 この後絶対日本はよりよい国に生まれ変わっていくと信じています。

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コメント
ほんとだ!
こんな身近に、「今私達に出来る事」があったとは!
気づかせてくれてありがとう。
気づかせてくれてありがとう。
>まきさん
いえいえ。わたしの拙い文章から何かを感じとって下さってありがとうございます。
こういう状況で平常心ではいられないけれど、目の前の子どもたちは日々成長しているので、ちゃんと向き合わなきゃ、って思います。お互いに頑張りましょう。
こういう状況で平常心ではいられないけれど、目の前の子どもたちは日々成長しているので、ちゃんと向き合わなきゃ、って思います。お互いに頑張りましょう。
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