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年齢の違う2人への読み聞かせ、悩んで・・・決めました(5・最終回)

年齢の違う2人への読み聞かせ、悩んで・・・決めました(4)から続く。

ということで、だいたい読み聞かせ(素話含む)のパターンが決まりました。

・長男 学校帰りの素話、就寝前の読み聞かせ
・次男 朝の30分ほど、できたら就寝前も

別々にやるので時間は2倍かかります。
はっきりいって、義務だと思ってやると大変です。
でも、楽しいことなら自分からすすんでどんどんやりたくなりますよね。

で、思い出したのが、コチラの記事。
Dialogic Readingと呼ばれる対話形式の読み聞かせについて
以前もおすすめしたマミ~さんのブログより。他にも対話形式の読み聞かせについて調べたりしたのですが、やっぱりこれが一番分かりやすいかな。
簡単に言うと、ただ絵本を読むだけではなく、絵を指差して「これは何?」などのように対話をしながら読み聞かせをすすめていくというものです。

実はわたし、以前ある方に「児童心理学科に通っていた妹に聞いたんだけど」といって読み聞かせのコツを教えてもらったことがあります。
①一字一句そのまま、心をこめて
②終わった直後に、「どう思った?」と感想を聞くことを習慣にしないこと
です。①の「一字一句そのまま」の部分の理由は忘れましたが、②は読み聞かせの途中に、「ここがかわいそうだってお母さんに言おう」と思いながら聞くようになるから、ということでした。
これを教えて下さった方はとても素敵な子供さんを育て上げた先輩ママだったし、児童心理学科で教えることなんだから正しいだろうと思ってわたしは忠実に守って読み聞かせをしていました。つまり、一字一句そのまま、です。
でもやっているうちにだんだん、窮屈に思えるようになってきたんですよね(笑)。だって、絵本によっては、本文以外のことをお母さんと子供で対話しながら読むことを想定していると思われるものもあるんですよ。

例えばこれ。「ひとまねこざる」で知られるH.A.レイの本なんですが、右のページが折れ曲がっていて、子供が自分で開くようになっています。
左ページに「なにかな?」と書いてあって、右のページを開くと絵だけ。
やっぱりこれは、お母さんが「ああ、○○だね」って言ってあげるものですよね。
なので、一字一句そのまま、というのは守らなくなってきたんですが、やっぱりどういう方法が一番いいんだろう?という疑問は消えなくて。
でもこの記事で積極的に対話が推奨されているということを知って勇気づけられ、好きなように対話しながら読むようになりました。
すると、読み聞かせの楽しいこと!
1年間ずっと読んできたのに、気づかなかったことなどをいっぱい発見しました。
絵本って、本文とは関係ないエピソードが絵の中だけで展開していることがあるんですよね。

それとともに、「一日何冊読んであげるのがいいか」ということに関しても考えが変わっていきました。
どこかで「一日最低10冊は読んであげるとよい」というようなことを読んだ気がするのですが、まあもちろん多ければ多いほどいいのでしょう。でも一日中読んであげる訳にもいかないから、だいたい目安として最低10冊、という数を提示したのだと思います。
なので、たくさん本を積んでおいてどんどん読み、「やった、今日は15冊読んだ」とか思っていた頃もありました(笑)。そうなると、「ノルマを達成せねば!」みたいな気持ちになって、数を気にしてばかりになってしまいます。
一方、対話式で読み聞かせをすると時間がかかります。薄い1冊に15分ぐらいかかって、ああもう他の本を読む時間がなくなっちゃった~、ということもあります。長男の場合は、その本から彼が疑問に思ったことを一緒に調べたりして時間がかかることもあります。
でも、すごく充実感があるんですよ~。
そして、そんなふうにみっちり二人で(長男とわたし、または次男とわたし)で楽しんだ後は、二人ともとても寝付きがいいのです。まさに英語で言うquality timeを過ごした、という感じです。

なので、冊数を気にすることはやめました。
時間が許す限り、心をこめて語りかけたり対話をする・・・。それでいいと思うようになったのです。



ここまで読んだ方は、わたしがとてもまじめに読み聞かせを頑張っていると思われたかもしれませんが、いつもいつもきちっとやっているわけではないです。
どうしても出来ないときは無理にやりません。わたしのポリシーは楽しむこと、そして「やらなければいけない」と思ってきちんとやりすぎると、もう楽しくなくなるものね。楽しくなければ、続かないし。
それからわたしには一つ、楽する秘策があるんですよ。ふふふ。
それは、長男ユージンに次男ライアンへの読み聞かせをやってもらうこと!
ユージンの音読レベルと、ライアンが読んでもらって楽しい本のレベルはほぼ一致するので、たまに長男に「これライアンが好きだから、読んであげてくれる?」と頼み、読んでくれるとほめて感謝の気持ちを述べます。それから、あまり難しすぎないレベルにすること、1冊だけにすることにしています。そうすると、頼めば読んでくれることが多いです(笑)。もちろんライアンへの読み機かせの機会が増えるだけでなく、ユージンが音読する機会も増えるという一石二鳥。



わたしが書いてきたように、読み聞かせといっても方法はさまざま。
素話もじっくり絵本をながめての読み聞かせもメリットがあります。
他にも、原文のリズムを楽しむためにあえて一字一句違わずに読むこともあるし、一部だけ子供に読んでもらったりすることも。同じ本でもその時によって違う読み方をしてみたりもします。
違う発達段階にある長男と次男のそれぞれの聞いて理解する力、自分で読む力、話す力を上げるために、いろんな方法をとりながら楽しんで続けていけたら、と思います。

こんなに長々と書いてきたのだけど、もちろんわたしのやり方が正しいといいたいわけではありません。
例えばわたしと同じように中国系マレーシア人と結婚してマレーシアに住んでいても、わたしと同じようにできる家庭なんて、ひとつもないと思います。状況は本当にそれぞれ違うからです。
子供は何人か?年齢差は?
ターゲットとする言語は何か?
どれくらいの到達度を目標にしているか?
家庭での使用言語は?学校は?
母親が仕事をしているか?
一日のスケジュールは?etc.etc...
あらゆる状況で変わってくると思います。なので、本当に全然参考にならない話を書いたかもしれないと、冷や汗をかいています(笑)。
ただ、ポイントは、とにかく「考える!」ということでしょう。自分を取り巻く状況の中で出来ることは何か、難しいのなら、どうやったらできるようになるのか考えることです。わたしの場合、素話をするということを思いついたことで、難しいと思われた状況をひとつ打破できたと思います。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。

~「年齢の違う2人への読み聞かせ、悩んで・・・決めました」終わり~



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コメント
いえいえ、とっても、とっても参考になりました!

確かに上の子に本を読ませるっていい考え!
ウチはまだ字が読めないけれど、暗唱してくれる。一冊は覚えられないけれど、私が1ページ読み、次のページは利陽が暗唱、次はまた私というように。
私が読んであげると内容を思い出し、自分の言葉で話しを進めてくれるんだけど、これはかなり笑える!
しかも、口調が私(読み聞かせのまま暗唱するから)なのに、表現が利陽。
気分の乗ったときしかできないことだけど、これはとっても楽しくやってるよ!

毎年、1年分絵本を日本から買ってきて、1ヵ月ごとに新しいのを読んでいたけれど、私のチョイスは偏っていて。。。

クレヨンハウス、参考になりました。
他の絵本定期購読のサイトをみつけて、各社何月に何を出しているかチェックしました。

推薦されている本が結構重なっているところもあり、私は、来年度の12冊を早速アマゾンで購入しちゃった!!

それから、伝記の本や、日本、世界の名作読み聞かせのどれかを買ってみようと思います。

絵本じゃないけど、聞いて、想像して理解するという次のステップにも進みたいなぁと思って。

いやぁ~。
とっても参考になりました。
ありがとう~~!
とても参考になりました
モカきりんさんのお話、とても参考になりました。
私は年のせいか、考えること自体億劫になってしまい、頭を使う時間があったら、頭を休ませたいなどと屁理屈を並べ(実際は頭を使っていることなどありません)、ぬくぬく・だらだら生活を送っていますので、モカきりんさんの記事を読んで反省です。息子のためにいろいろと考えなければならないのですが。

我が息子はADHDなので本の読み聞かせはなかなかできません(落ち着いてゆっくり聞ける子ではありません)。他の方法を模索中です。やっぱり考えなければ・・・・・
興味深いタイトルです。
うちも子どもたちの興味を示す内容が大きく異なるため、だいたい各々が読んでほしい本を1冊ずつ選んだのを読むというのが定番になっています。

また読み聞かせ時間が減っている最近、裏技で使うのが食事タイムの読み聞かせ(^_^;)
(これはちょっと教育上、あんまりすすめられませんが時々、やっちゃいます。)

あと、素話はうちの子ども達が大好きでよくせがまれます。
以前は、よく即興で話をしていたのだけど、最近はネタ切れ気味…の私。

ちなみに私がよく使うパターンは、
①子どもに身につけて欲しい行動を事件を通してその子が身につけていくという話。
例。親の話を聞かずに勝手に無視して行動して知らない人についていった子が体験した話とか。

②子どものときは人を困らせてばかりいる子が、ある出来事をきっかけに心機一転して物事に取り組んで大人になって大成した人の話。
(心の持ち方の大切さを伝えたくて。)

③うちの子どもたちと似た子を登場人物としてあげ、登場人物の子どもたちが自分で考えて行動した内容(だいたい私が望むような行動)に周りの人たちが驚嘆していく展開。
そして話の主人公は、それがとても楽しくて仕方ないというエピソード的なストーリーなどです。

最近、素話を作るのも面倒になってせがまれてもごまかしていた私ですが、モカきりんさんのトピックを読んで気持ち新たに考えてみようかと思いました。
今度、素話などネタ交換でお茶しませんか~?
お返事
>ジュンコさん
そう言っていただけると、うれしいっす!!
耳で聞いての暗唱、りようくんは耳がいいんだね。そういう方法はすごく楽しそうだし、表現力つきそう!
ジュンコさんのチョイスは偏っている・・・ジュンコさんの趣味で「うんこ日記」になってしまうとか・・・(笑)?
ブッククラブみたいなのに入っていると確かに自分では選ばないような本を送ってくれるのでいいけれど、ジュンコさんのように自分で調べる気力のある人はそうやって納得して買うのがいいかも。クレヨンハウスのブッククラブの配本は毎年変わるんだけど、定番中の定番は変わらない本もあり、「この学年でこの本」というのは結構わたしが持っているしので、また本を交換したりして楽しみましょ~!

>Hiroさん
ありがとうございます!
そうなんですか。でもきっと何か方法はあると思います。息子さんの興味のある内容の絵本の絵だけを見て話す・・・というのを繰り返して、その本が好きになったら初めて読んであげるとか・・・?わたしは息子さんのことを知らないのでよく分からず、力になれなくて申し訳ありませんが・・・。でもいろんな方法があると思うので、もし今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。

>さるこさん
なるほど、それぞれ1冊ずつ、っていうのもいいですね!食事タイムの読み聞かせも場合によってはありかなあと思います。七田さんはずっと食事の時に英語教材のかけ流しをしていたそうですよ。わたしは食べ物の話とかしたいのでしませんが。

前にさるこさんから聞いた素話のこと覚えていて、わたしもそういう「のぞましい行動パターン」などを織り込んでやりましたよ!うちの子たちも大好きで、もっともっととせがむんです。ベッドに入って電気を消した後にやっていたので、なかなか寝付けなくて困ったほどです(笑)。でもやはりわたしの創造力の欠如で、いつも同じパターンになってしまうので、やらなくなってしまいました・・・。
だから最近の素話のネタはオリジナルではなくて本で読んで仕入れています。ネタ交換でもそうでなくて今度じっくりお話しましょう~!
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わたしの好きな音楽を中心にお気に入りを紹介。ぜひ聞いていってね♡
David Archuleta & Nathan Pacheco
"The Prayer"

クリスマスにはやっぱりDavid Archuleta。美しい歌声・・・。
おすすめの本
過去の記事で紹介しているものですが、こちらでも紹介します☆
フォニックスを教える時によく参考にしていました。
関連記事:子供に自分でフォニックスを教える(1)フォニックスとは


小学校低学年の英語読書。初めて読むチャプターブックとして最適。
関連記事:小学校低学年の英語読書〜「マジック・ツリーハウス」


プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

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We Give Books(英語)
オンライン図書館。朗読はついていないので自分で読まなければなりませんが、無料で図書館に行く必要がないのは助かります。
学力は全米トップ0.1% 秘訣は幼児期の教育
子育てバイブル。
Colouring Book of Flags(英語)
国旗塗り絵がダウンロードできます。
おりがみくらぶ
折り紙といえばココ。折り方のアニメーションもあり、難易度も一目瞭然で使い勝手抜群。英語、中国語版など外国語7言語のサイトともリンクしているので、外国人の友達とリンクをシェアできるのもうれしい。
無料e童話
数は少ないのですが、無料で絵本が読めます。
英語のおとぎ話ビデオ(YouTube) You TubeのStoryというチャンネルで、10数分の英語のおとぎ話のビデオが見られます。英語字幕をつける設定にもできます。
バイリンガール英会話 Chika's English Lesson(YouTube)
バイリンガルの吉田ちかさんのYou Tubeチャンネル。わたしの勉強のために見ていますが、内容によっては子どもにも見せたりします。明るくてかわいいちかさんの動画は見るだけでも楽しい!

ピアノ初心者のための音符の読み方
自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

Storyline Online(英語)
俳優さんたちが英語の絵本の読み聞かせをするビデオがたくさんあります。

<マレーシアで利用できる音楽ストリーミングサービス>
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