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子供に読書の習慣をつけるには?

「読書が好きな子供になってもらいたい」って考える親は多いと思います。わたしもその一人。
でも、小さい頃からあんなに頑張って読み聞かせをして本は好きみたいだけど、字だって読めるようになったけど、自分から本を開いて読もうとしない!という子供がたくさんいます。(うちの子もそう・・・。)
そんな子供にどうやって読書をする習慣をつけたらいいのでしょう?



わたしは今でこそ読書が好きだけど、子供の頃はぜ~んぜん好きではありませんでした。何がそんなに楽しいんだろう?と思っていました。
わたしが物心ついた頃、父と姉はすでに本の虫で、いつも読書に没頭していました。二人が読んだ本について話すのを横で聞いていましたが、さして興味を引かれませんでした。
でも、母はわたしたち3人の娘を、毎週必ず図書館に連れて行ってくれました。
いくら読書が好きではなくても、図書館に行けば他にやることはないので、本を読んだり借りたりはしていました。それほどの熱意もなく、ちょろちょろと本を読む日々が何年も続きました。

しかし、5歳年下の妹が読書に熱中し始めた時に、わたしは内心焦りました。
幼い妹まで本を読んでいる!何がそんなにおもしろいのだ?

それからだんだん真剣に読むようになり、いつの間にか読書が大好きになってしまったというわけです。



「子供に読書をさせるにはどうしたらいいか」ということをマレーシア人の友達と話していたら、こんな話を聞きました。
友達は「子供が読書しない」と別の友達に相談したら、「簡単よ。10冊本を読んだら何か買ってあげるって約束すれば、読むようになるわよ!」と言われたそうです。
友達が「それはちょっと・・・」躊躇したら、「いいからとにかくやってみなって、うちはそれでうまくいってるから!」とのこと。

この話はわたしにある心理学実験を思い出させました。
70年代にスタンフォード大学のレッパーという学者が行った実験です。
簡単に説明すると、お絵描きが好きな子供たちを2つのグループに分け(調べたら、ソースによっては3つのグループになっているものもあるのですが)、Aグループにはお絵描きをしたらご褒美をあげるといって、お絵描き後にご褒美をあげます。Bグループには何もあげません。
一週間後、それぞれのグループを観察してみたら、Aグループでは、自由時間にお絵描きをするする子供が激減したということです。

Aグループの子は、ご褒美をもらえないと絵を描かなくなってしまった子がとても多くなってしまったのです。
そして、Bグループの子は、ただ絵を描く楽しみのために絵を描いていたのです。

つ・ま・り。
「ご褒美をあげる」ことによって、その子が何かをすることの純粋な楽しみを奪ってしまうことになっちゃう可能性があるんですね。
自分の中で、「楽しいから描いている」という気持ちが、「ご褒美をもらえるから描いている」という気持ちにすりかえられてしまう。
しかも、「やったらご褒美をもらえるっていうことは、本来嫌なことなんだ」というふうに思ってしまうという心理も働くようです。
10冊本を読んだらおもちゃを買ってもらえる子供は、もうおもちゃを買ってもらえないという事態になったり、大きくなっておもちゃでつられなくなったら、ぱったり読書をやめてしまうかもよー。(もちろん、そうやっておもちゃにつられて読んでいるうちに読書の魅力にとりつかれるという可能性もありますが。)



わたしはそう考えるので、うちの作戦はこうです。

親であるわたしとダンナが読書をする。(もともと二人とも読書好きです。)
「わたしは本を読まないけれど子供には読書をさせたい」と言っている友達がいましたが、親がつまらないと思っていることを小さい子に好きにさせるのは難しいかも。

定期的に図書館へ連れて行く。
KLの図書館についてはまだまだ調査中ですが、Japan Foundationの図書館には通い始めました。

あとは、読書の楽しみを分かち合いつつ、本人が読書を楽しめるようになるまでじっくり待つ。
読書による報酬は一切なし。何年もかかると思うけれど、それまで気長に待ちます。



そんな感じでまだ数週間だけど、長男ユージンに変化が見られました。

彼が初めて「おもしろい!」と言って自分から開いた本。
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漫画でもいいんですよぉー。自分から「読みたい」という気になってくれれば(笑)!
わたしも漫画はドラえもんから入った気がする。
日本の漫画は、小説に負けないくらい素晴らしい作品がいっぱいあるから、漫画じゃダメなんてわたしは言いません。ちなみにわたしが最高に好きな漫画は、「ヒカルの碁」です。名作だ!

そして、ある日、「学校のライブラリーで借りて来たよ」と帰ってくるなり1冊の本を取り出して読み始めました。
うんうん、いい傾向だ。

まあそんな感じでぼちぼちやっていきたいと思います。
お尻に根っこが生えて何もやらなくなってしまうほどの本の虫になっても困るな・・・というアンビバレントな思いを抱きつつ(笑)。



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コメント
本を好きになるきっかけって突然やってくるんでしょうね。

自分で読書するより好きな本を読んでもらうのが大好きなうちの子ども達。
私もモカきりんさんみたいに気長に取り組むわ~~~。

そうそう私も「ヒカルの碁」が大好き。
これ、うちにおいている位!
今でも続きもしくは、読み切りでいいから番外編が出て欲しい!!
>さるこさん
そうそう、ある時いきなりやってくるんでしょうね。だから、読み聞かせを楽しんでいるならその下地はできているはずだから、じっくり待つしかないですね~。
わたしも「ヒカルの碁」は持っていて、何度も読み返しています。ヒカルくんを自分の息子のように思っています(笑)。続き読みたいですよね~。
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わたしの好きな音楽を中心にお気に入りを紹介。ぜひ聞いていってね♡
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クリスマスにはやっぱりDavid Archuleta。美しい歌声・・・。
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過去の記事で紹介しているものですが、こちらでも紹介します☆
フォニックスを教える時によく参考にしていました。
関連記事:子供に自分でフォニックスを教える(1)フォニックスとは


小学校低学年の英語読書。初めて読むチャプターブックとして最適。
関連記事:小学校低学年の英語読書〜「マジック・ツリーハウス」


プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

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自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

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