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誘拐事件について

はああ・・・この一週間、かなり気持ちが落ち込んでいました。
4月27日(金)にモントキアラのインターナショナルスクール前で起きた誘拐事件。12歳のオランダ国籍のNayatiくんという少年が、まわりに送迎の保護者などがたくさんいる早朝7:35に2人(ソースによっては3人ということも)のインド系の男たちに車の中に押し込まれて連れ去られたという事件です。結局は彼の両親が身代金を払って、5月3日(木)に彼は解放されたのですが、犯人はつかまっていません。
このことで、この一週間、気持ちがずーーんと落ち込みました。
マレーシアで誘拐事件というのは本当によくあることなのですが、なぜ今回のケースがこんなにわたしの気持ちを落ち込ませたのかというと、
①Nayatiくんが仲のいい友達の息子にそっくりであること(初めに写真が回ってきたとき、息が止まるかと思うほどびっくりしました。後で友達に聞いたら、本人も「あれ、この子ボクに似てるね」と言ったそう。でも友達の息子は7歳なので、身長も全然違うし、人違いはされなかったようだけど)
②犯行現場はうちの近くで、実際にダンナと長男ユージンも事件が起こった5分ほど前に現場を通っていたこと
③わたしも毎日必ずと言っていいほど現場を通るので、情報提供を求める人たちがビラを配っていたりするのを見ていたこと
④その前後に誘拐未遂事件が相次いだこと
などで、誘拐というものが現実のものとして迫ってきて、「自分の子どもが被害者になりえたのだ」と思ったのが原因です。

その後、友達といろんなことを話しているうちに、話が人身売買とか少年売春だとかものすごく暗いところまで入っていってしまい、(なんだかすごい確率のような気がするけど、友達のうち2人は誘拐未遂に実際にあったことがあり、危険性を肌で実感していたので、子どもを守るためにリサーチなどしてものすごく詳しかったのだ)、気持ちが落ちるところまで落ちてしまいました。
Nayatiくんの両親も警察も、最後まで犯人から身代金の要求があったことは伏せていたので、一般の人々は連れ去られたまま全くの行方不明、犯人からのコンタクトはなし、と思い込んでいて、いろんな憶測が流れていました。

折しも「公正な選挙を求めるデモ」が重なり(犯人はそれを狙っていた気がするけど)、友達と「こんなんでマレーシアが変わるわけないでしょ」とか話しているうちに、もう安全な場所はどこにもないし、未来も暗い、というような気がしてきて。
でも、Nayatiくんが無事保護されたというニュースが飛び込んできた途端、「なんだか選挙の方も希望が持てるような気がしてきた」とかいう気持ちになってきたわたしたちって単純(笑)?
まあわたしも、選挙の方は、これだけ声をあげることができるんだからマレーシア人ってなかなかやるじゃんと思うし、希望はあると思います。時間はかかるだろうけど。

誘拐事件の方は、多額の身代金が支払われたようだけど(金額は明らかにされていないが、30万リンギだろうといわれている)、ともかく無傷で戻ってきてよかったです。そして、なんだか心温まる話がいくつかありました。
彼の両親は、人種や宗教などを超えて驚くほど多くの人たちからサポートしてもらった、前よりもマレーシアが好きになったし、滞在し続けたいと思っている、とのコメント。
それから、彼の両親は彼の身の安全を第一に考え、解決に向けて尽力したマレーシア警察へ感謝の意を述べています。
マレーシア人は、「どうせ外国人の子どものことなんて警察はどうでもいいんでしょ」とか「結局警察なんてなんにもできなかったんでしょ」というような警察に対する否定的な意見を言うのをよく耳にします。デモにおける対応とか、普段の小遣い稼ぎとか見ているとそういいたくなる気持ちも分かるけど、家に泥棒に入られた友達の話を聞くと、犯人だって捕まえてくれたしその後も誠実な対応をしてくれた、ということです。そういえば、うちの近所に泥棒が入った時も、一味のうちの一人は現行犯でちゃんと捕まえてくれたし、夜更けまで近所中をくまなく捜索して、残党がいないかチェックしてくれました。みんなが考えているほど警察は無能ではない・・・。多分。少なくとも、ちゃんと誠実に職務を全うしてくれている警官たちもいるのだ、と分かったこともいいことかも。


Nayatiくんは、解放されたその日学校に向かい、先生や友達に感謝の意を述べ、
"I left on Friday, I walked to school. Today I'm walking back home. They can't beat me."
と言って歩いて帰ったそう。勇気のある少年だ!(本人は一人で帰ると主張したけど心配した級友がついてきたということ。そりゃあそうだろう~。)

そしてこちらは、彼からサポートしてくれたみんなへのメッセージ。

元気そうで、安心しました。

誘拐犯は、監禁中に手荒い扱いはしなかったようで、「何が食べたい?」などと聞いてくれたそうです。
Nayatiくんは「チキンライス」と言い、本当にチキンライスをくれたそう(笑)。
(注:もちろんチキンライスとは海南チキンライスのこと、マレーシアの国民食です。「犯人、結構いい人なのね」という意味では全くなく、Nayatiくん、こんな時にチキンライスを欲するなんてマレーシアに溶け込んでいるのね~、となんだかほんわかしました。)

もうひとつおかしいと思ったのは、犯人は彼の両親にソーシャルネットワーキングサイトを通してコンタクトをとってきた、ということ。誘拐事件で犯人がそういう方法でコンタクトをとってきた初めてのケースだそう。
犯人はどうやらマレーシア人ぽい・・・というところから考えると、やっぱり、Facebookだよね???(マレーシアでのFacebook率は世界で第一位。)
でもって、アホな犯人が普段自分の使っている本名のアカウントからメッセージを送っちゃった・・・とかいう展開ならおもしろいけど、まだつかまっていないので、いくらなんでもそんなアホなことはしなかったみたいだ(当たり前か)。

まあ、今回のケースは身代金目的で不幸中の幸い。誘拐に詳しい友達からいろんなことを教えてもらいましたが、一つみなさんにお伝えしたいことを書いて終わります。
「誘拐犯は、人気(ひとけ)のないところより、むしろ混雑した場所を好む。また、大人数の団体の中の子どもを誘拐ほど誘拐しやすい。大人の目が多いほど、大人は大人同士のおしゃべりに夢中になり、『誰かが見てくれている』と油断するからだ。」
ドキッとした人も多いはず。ここではやはり日本とは事情が違うので、日本人から見ると過保護だと思えるくらいでいいと思います。わたしも、これからはショッピングモールで、息子一人だけで男子トイレに行かせないようにします。いや、もともとわたしにくっついてくるか(笑)。

落ち込んだけど、彼が無事帰ってきたことだし、気を取り直して、わたしたちに出来ることをしていこうと思います。



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Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


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