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たった一つのメダルだからこそ

書きかけのまま忙しくて放置していたので、今更オリンピックの話?と思われそうだけど、せっかく書いたので載せます。



わたし、オリンピックというものに全く興味がありません。
最近でこそ健康のため定期的な運動をしていて、体を動かすことの大事さを実感していますが、もともと運動嫌い。なので、もちろんスポーツ観戦にも興味がありません。
昔は男子バレーは見るのが好きだったけれど、こちらではワールドカップとかなかなか見られないし(バレーボールは人気がない)、わざわざ調べて見るほどの情熱もないし、第一最近はTVというものを見る時間がほとんどないし。

ということで、今回のロンドンオリンピックも、ダンナが見ているのをたまにちらっと見るくらいでした。
それが、意外だったのが、子どもたちがオリンピックを見て異常に興奮したこと。
その姿を見て、わたしははっとしました。
いつも「わたしの無関心を子どもにうつしてはいけない」と意識して、自分が全く興味がないことにも目を向けて子どもに話してやったりしていたのに、オリンピックに関しては全くそういう意識が抜けていました。
うちの子たちは世界の国旗すべてを一通りやったので国旗が大好き。長男ユージンはなぜか世界中の国歌に興味があります。オリンピックでは世界中の国旗を見て世界中の国歌を聞ける!
しかも、わたしは子どもたちになんでもいいから自分が好きなスポーツをやってほしいと思っていて、いろいろ試しているところ。オリンピックというのは、あらゆるスポーツの種類を一度に見ることが出来るまたとない機会なのであります。
そうかー、これも子どもにとってものすごくいい学びの機会なのだわ、と気づいて、期間中は本人たちが興味を持ったものは見せていました。
でも、やっぱりわたしはオリンピックには興味がないので、見ていませんでしたが・・・(笑)。



そんなわたしが、唯一情熱を持ってみたのが、バドミントン男子シングルス決勝。
前もちらっと書きましたが、マレーシアが初めての金メダルをとれるかもしれない、と国民の期待を一身に背負ったリー・チョンウェイ選手が、4年前の北京大会と同じく中国の林丹(リンダン)選手と対戦した試合です。
結果は、第一セットはマレーシア、第二セットは中国、第三セットは19−19までいって、あと2点で(お互いに)金メダルだ!というところまでいって、中国に2点を連取されて惜敗。

うちでも「あー!」「ぐあー!」「マレーシアボレー!」などと言いながら一生懸命応援しました。
今まで、オリンピックで日本の誰それが金をとったとか銀をとったとかニュースで聞いても「ふーん」と無関心だった自分が、たったひとつの金メダルのためにそんなに大ハッスルしてしまったことに自分でびっくり(笑)。
でも、なんかマレーシア国民悲願の金メダルがとれるといいと、本当に願っていたんですね。
これって、モノが豊富なところに住んでいるとそれが当たり前になってしまうけれど外国に行ったらそのありがたみが分かるように、メダルひとつの重みがより分かったということなんでしょうね。
日本にいたら、こんな気持ちを味わえなかったわ!



そして、この試合の次の日から、うちの子どもたちは一生懸命バドミントンの練習に励んでいます。
前にこちらの記事で「長男はなんでもうまくこなすけど、コツコツ努力してできないことをできるようにすることができない」ということを書きました。そして、きっとなりふり構わず打ち込むものを見つけたら、努力するだろうに、とも。
それが、もしかしてバドミントンなのかもしれない!と思わせるほどはまっております。
暗くなってきてシャトルが見えなくなるまで遊び、「もっとやるー!」とねばります。
そして、近所の人たちもバドミントンラケットとシャトルを持って外に出て、バドミントンをやる人が明らかに増えました。
長男ユージンはバドミントンをやりたいばかりに、勇気を出して近所の人に声をかけ、「一緒にやろう!」と誘っています。で、近所の子どもやおじいちゃんとプレイしてます(笑)。
もう声を大にして言いたい、
ありがとう、リー選手!
ユージンをこんなにやる気にしてくれて!
ユージンは下手だから恥ずかしいとか考える余裕もないくらい練習しまくり、どんどん上達しています。
近所の人を見ても、リー選手の影響力はものすごーく大きいと断言できます。
やっぱり、たくさんの選手がどんどんメダルをとってくる国にいたら、こんなに熱くなることってないかもしれないな・・・と思うのです。

ユージンはすっかり調子に乗り、
「ボク、来年のオリンピックで金メダルとるから!」
などと言っている(笑)。いや、いろんな意味でそれは絶対に無理だから(笑)。



まあマレーシアではそんなふうだったので、Facebookでグアテマラのエリック・バロンド選手の発言の引用がまわってきたとき、読んで思わずうるっとしてしまったのです。
グアテマラが獲得したメダルは、今回彼が陸上競技20km競歩で獲得した銀メダル1個のみ。以前に獲得したメダルはひとつもありません。
そのエリック・バロンド選手の言葉だそうです。

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「この銀メダルがグアテマラの子供たちに勇気を与え、彼らが銃やナイフを置き、その代りにトレーニング・シューズを手に取ってくれればいい。そうなったら自分は世界一の幸せ者だ。」

たったひとつのメダルだけど、いや、たったひとつのメダルだからこそ、絶対そうなるよ、絶対!と思う。
国をあげてメダルを量産している某大国には絶対に分からないだろうなー。
そして、わたしたちにも勇気を与えてくれる言葉だよね。一人でも確かにできることはあるんだ!と。


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プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

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英語のおとぎ話ビデオ(YouTube) You TubeのStoryというチャンネルで、10数分の英語のおとぎ話のビデオが見られます。英語字幕をつける設定にもできます。
バイリンガール英会話 Chika's English Lesson(YouTube)
バイリンガルの吉田ちかさんのYou Tubeチャンネル。わたしの勉強のために見ていますが、内容によっては子どもにも見せたりします。明るくてかわいいちかさんの動画は見るだけでも楽しい!

ピアノ初心者のための音符の読み方
自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

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