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意志力を鍛える

ある日、珍しく紀伊国屋書店(日本語書籍を扱う一番大きい本屋さん)に行って本をブラブラ見ていたら、こんな本が目につきました。
「スタンフォードの自分を変える教室」ケリー・マクゴニガル著。(右はKindle版)


表紙の顔写真、マクゴニガルというちょっと聞き慣れない名字で、わたしはすぐに、あ、あの人だ!と思いました。
「ゲームは本当に悪いのか?」という記事で紹介したTEDトークのあの人。
パラパラめくったら、目次のタイトルがすごく面白そうで(「脳が大きなウソをつく」「将来を売りとばす」「この章は読まないで」など)、さっそく購入。

でも読んでいくうちに、あれ、なんだか違う?と思い始め、プロフィールを見ると、「心理学」「博士号」などと書いてある。そう言えばあのゲームデザイナーの人の名前は「ジェーン」だったような?と思って調べたら、二人は一卵性双生児だということでした。(そういえば、ジェーンの講演で、「一卵性双生児の妹のケリーに一緒にゲームをやるように頼んだ」というくだりがありました。)
ケリーの講義は絶大な人気を誇り、数々の賞を受賞、「フォーブス」の「人びとを最もインスパイアする女性20人」にも選ばれたそうです。

一番初めに、

誘惑や依存症に苦しんだり
物事を先延ばしにしたり
やる気がでなかったりして
困った経験のある方々
ーつまり、すべての人ー
に本書を捧げます。


とありますが、そうそう!わたしも!とほとんどの人が思いますよね。
当然わたしもです。この記事は、上のゲームの記事の次に載せようと思って書きかけていたのに、書きかけのままで2ヶ月も放置(笑)。他にも、やらなければいけない、やりたいのに先延ばしにしていることがいくつもあります。いかにわたしの意志力が弱いかよく分かります・・・。

この本は、スタンフォード大学での「意志力の科学」という講座をまとめたものです。
意志力のコントロールについて学んだ生徒は、次の講義までの一週間、学んだ戦略の中からひとつを選んで、自分の生活の中で実践してみるそうです。
その中でも、多くの生徒が効果が高いと認めた戦略が紹介されています。

自己コントロールのメカニズムや戦略を学びながら、「科学者として自分を観察してください」と著者は言います。
確かに、自分を客観的に見ることができるというのは、時として窮状を打破できるほどの大きな能力になると思います。
自分はこういう誘惑に弱いと分かれば、その誘惑をできるだけ自分の生活から排除するという方法をとることができる。
こういう戦略は自分に合っていると分かれば、新たな問題が起こった時はその戦略を使ってみるということができる。
この本を読むことで、自分を冷静に、そして客観的に観察して、自分の傾向を学び対策を考えることができるようになるかもしれません。

とはいえ、何かを達成するというのは、実際には地道な努力の積み重ねの結果です。
実際、読んでいて、厳しいなーと感じるところがたくさんありました。
だから、努力をせずに何かが達成できてしまう魔法のような方法を期待しているのなら、読んでも何も得られるものはないでしょう。
それから、アメリカ人の彼女がいうことなので、どうも日本人のわたしにしっくり来ない部分もありました。
でも、意志力に悩んでいる人なら、読んで損はないと思います。

最近、彼女もTEDで講演したので、ビデオを載せておきます。
「ストレスを味方につける方法」。
ストレスは健康に悪い、と信じられていますが、適度なストレスとうまくつき合うことは、ストレスがほとんどない状態よりもかえっていいという内容です。

(このビデオに日本語字幕はついていませんが、英語の字幕をつける設定にしておきました。わたしはTEDが好きでたまに見ていますが、日本語の字幕があるものでも、英語の勉強になるので、あえて英語の字幕を出して見ています。)



しかし、このマクゴニガル姉妹、気になりませんか?
その分野の第一線で活躍する人たちがスピーチをするTEDで二人ともスピーチをしています。
そして、それぞれ、ゲームと健康心理学という全く異なったフィールドに身を置いているけれど、スピーチを聴けば分かるように、「自分の仕事を通して人びとを幸せにするんだ、世の中をよくするんだ」という意志がはっきりと感じられます。
ネットでちらっと読んだところ、ご両親は教師だったそうです。どんな家庭教育を受けたのだろう〜?
きっとこれから、(1)ケリーとジェーンがタッグを組み、脳科学的根拠に基づいて、人の意志力を鍛える(など何らかのプラスの効果がもたらされる)ゲームが開発される、(2)彼女たちの両親が、「マクゴニガル姉妹を育てた家庭教育」という本を書くーーーというのがわたしの予想ですが、どうでしょう(笑)?

そして、わたしも先延ばしにしていることに着手することにします・・・。


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プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

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自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

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