ホーム   »  教育  »  塾と習い事についてわたしが思うこと
rainbow.jpg

塾と習い事についてわたしが思うこと

子どもの成長に何が必要か考えると、あの習い事もこの習い事もいいと思える。
音楽はいいって言うから、まず基本のピアノをやらせたいわ。とか、
やっぱり英語ぐらいできないとね、マレーシアでは気軽に習えるし。中国語もいいわ〜、とか、
体力もつけないとね、サッカーに興味があるみたいだからやらせようかしら。とか、
ちょっと勉強に不安があるから、塾にいかせようかしら。進学相談もできるし。とか、
考えるときりがない。本当にきりがない。
確かに、これだけやっていればいいなんてものはなくて、いろんな面をバランスよく伸ばしたいと思うと、いろんな習い事がとても魅力的に思える。

マレーシアでは日本に比べて習い事の月謝が安く、英語環境だから習い事を通して語学習得というメリットもある。
だからといって、あれもこれもやり始めたら・・・?
わたしが塾講師をやっていた頃、小学生の生徒が、「ボク、毎日習い事があるんだ」と言っていたのでびっくりした。
話を聞いてみると、週2回の塾通いに加えて、水泳、英語、ピアノ、テニスなどなど、毎日必ず何かの習い事が入っているとのこと。一日に2つの習い事が入っている日もある。
そして、「ああ〜、今日はこの後水泳なんだー、ヤダなあ・・・。」とか言っていた。

駐在員の子弟だと、お父さんの駐在期間のうちに出来るだけやっておかせよう、数年のことだし!と考えるのも分かる。
常夏であり、コンドミニアムの中にプールやテニスコートがあるという環境だから、これを最大限にいかしたい!という気持ちも分かる。
でも、本人がやりたくてやりたくてしょうがないのならまだしも、嫌がるのに毎日なんて、やっぱり詰め込み過ぎだよなあと思う。
わたしの考えでは、小学生なら1〜2つの習い事が限度だと思う。

そもそも習い事によって何を得られるか考えてみると、
①その技の習得。
②グループレッスンなら、同じ趣味の友達を得られるかもしれない。
③長く付き合える師に出会えるかもしれない。
④長くやれば、継続して努力することの大切さが分かったり、根性がつくかもしれない。

そんなところかな?

そして、習い事によるデメリットは、
出費がかさむこと。時間の融通が利かなくなること。

あれもこれも出来ないから、やっぱり親が出来ることは家庭でやるのが基本だろう。

ただ、それぞれの家庭の事情は全く違うし、親や子どもの個性もそれぞれなので、一概にどうするといいというのは言えないと思う。

でも一般的に言えるのは、塾なんていらないと思う。
というわたしは元塾講師なのですが・・・(笑)。
日本とマレーシアではずいぶん子どもを取り巻く環境が違うし、それぞれの家庭の事情も違うので、塾が必要になるケースもあると思う。特にマレーシアでは多言語環境ゆえ、親が学校の授業媒体として使われている言語が分からないと、かなり厳しい。(でもわたしは、基本的に親は自分に分かる言語を使用している学校に子どもを通わせるのがいいと思うけど。)
でも、普通の場合は必要ないのではないかな?と思う。
わたし自身、高校受験の時も、大学受験の時も自宅学習だけで塾通いはしなかった。(一回だけ高校3年生の時に某塾の夏期講習を受けたことがある。大学生のアルバイトだと思われる先生が、間違ったイディオムなどを教えていたので、「なんだ、時間の無駄だ・・・」と思ってすぐにやめた。)
それでも、高校受験の時は、公立志望だったけれど、ちょっと受けてみた私立の難関校にも合格したし、大学受験の時も第一志望に現役合格した。

マレーシア人の親のこんな悩みをよく耳にしたりする。
就学前に子どもをほったらかしにしておいて、小学校に入ってから「うちの子、学校の勉強についていけないみたいなの、いい塾知らない?」とまわりに聞いたり。
逆に、幼稚園の時からビシビシ勉強をさせていて、小学校に入る頃にはすっかり勉強嫌いになっていて苦労したり。
そういうのを聞くと、「とりあえずやらなければいけないことをやっつけ仕事的にやらせていて、勉強の本質を考えていない」という気がする。

そもそも、子どもは何のために学ぶのか?
一生誰かが手取り足取り勉強を教えるわけにはいかないので、どうやったら自ら学ぶ子になるのか?

わたしはいつでも「どうやったら自ら学びたいと思う子になるか」ということを考えて子どもの幼稚園時代を過ごしてきたので、現在の長男(小5)は勉強に苦労していない。(ずっとすべてが順調だったわけではないけど、このことを書き始めると長いので省略。)
もちろん手助けがいることもある。そういう時はわたしやダンナが助ける。でも、基本的に彼は自分でやる。

なので、塾にかかる費用も時間も無駄にせずにすむ。

そもそも、子どもってスケジュールがみっちりつまっているだけでストレスを感じるのではないかな?と思う。
しかも、拘束される時間が無駄に長かったり、少しでもいい先生を求めて遠くに通ったりすると時間はかかるわ車酔いすることもあるわで(次男がよく車酔いするのですよ〜)、いいことは何もない。

・・・とここまで書いて、長くなったのでわけが分からなくなりそうなので、箇条書きにします。
  • 塾にいかなくて済む子に育てる。就学前に好奇心を育てたりすることで、自分で学習できる子にしておく。分からないところは親が教える。(わたしが元塾講師だから教えられると思っている人もいるかもしれないけれど、小学校の勉強ぐらいなら誰でも教えられる。もし分からないなら、子どもと一緒に悩んだり調べたりするだけでもいい。)
  • 習い事は、子どもの興味を見ながら、1〜2つずつやる。
  • 「子どもはどんなことに興味があるか」「どんな才能があるか」ということを見るために、最低1年ぐらいは継続するけれど、どうしても合わなそうだったらやめる。
  • 習い事に通わせる前に、「これは家でできないだろうか?」「自分で教えられないだろうか?」とまず考えてみる。

最後の項目に関して言うと、例えば水泳を習わせたいと思っているとする。
「泳げるように」ということなら、大抵の泳げる親は自分で教えられると思う。顔をつける、もぐる、浮くなどの自分が踏んだステップを思い返したり、ネットで教え方を調べてみたりすればいい。特にコンドミニアムを下りたらすぐにプールという絶好の環境にいるマレーシアなら、気軽にできるはず。
「体力作りに」と思っているなら、プールじゃなくてもできることを考えてみるといい。
そして、それを日常生活の習慣に組み込んでしまうといい。

わたしは英語が出来ないけどあなたは出来るようにね、と学校にまかせてしまうのではなく、一緒に家庭で勉強するのもいい。
もちろん独学には限度がある場合もあるかもしれないし(絶対に無理だとは思わないけど)、学校に行く方法の方が合う人もいる。
でも、ポイントは、「なんとか出来ることはないか、どうにかしてやる方法はないか、ともかく考えてみる。」ということ。

親が出来るだけやってしまうことのメリットは、費用がかからない、子どもとの絆が強くなる、親が頑張る姿に子どもが励まされる、親にとってもいい(楽しかったり運動になったり)。そして、「自分でなんとかできないか」考えるという親の考え方のクセを、子どもも学ぶということ。自分で考えて日常生活にいい習慣を組み込むようになること、自分で考えて時間を管理するようになること。

これは単に塾や習い事についてのわたしの個人的な考えであって、上にも書いたように、それぞれの家庭や環境で随分違って来るとは思うけど。

そういうわたしは何を習わせているかというと、2人とも現在はピアノだけ習っている。
わたしはそんなに上手じゃないけど一応ピアノが弾けるので、じゃあなんで自分で教えないんだよ〜、と思われるかもしれないが、どちらかというと就学前に他の子どもと触れ合うために音楽のグループレッスンを始めたのをそのままずっと続けているという感じなのである(その後個人レッスンに変わったけど)。
記憶力のいい方は、長男がバイオリンを習っていたのを覚えているかもしれないが、1年やって、「やっぱりボクはピアノが好きだからピアノだけやりたい」ということでやめさせた。まあ、やってみてそういうことだったんだから、それもいいと思う。
学校や塾でも「恩師」と呼べる先生に会える場合もあるけど、往々にして自分で先生を選べない。
でも、ピアノとか空手とかなど特殊技能を習う場合は、だいたい先生を選べる。「あなたについていきます!」と思えるような先生と長く師弟関係を続けることも、いいよなあと思う。
うちの2人は、ピアノの先生にもその音楽スクールで働いているスタッフにもとてもかわいがってもらっている。別にすごく優秀な生徒でもないのに(笑)。でも、行けばとても暖かく迎えてくれる心の拠り所になる場所が、学校と家以外にもあるのもいいよなあ、と思う。
(わたしが働いていた塾では、まさにそんな感じで塾を心の拠り所にしている生徒も多かったし、先生を「恩師」だと思ってずっと長く付き合っていたりする生徒もいる。海外での日本の塾ってまた特殊なので、塾なんてお金と時間の無駄だから絶対行く必要がないとは思わない。何度も書いているように、場合によると思う。)

それと、息子たちには何か自分で選んだスポーツをさせたいと思っているけれど、イマイチ決めきれなくて、今はうちで体力作りをしている。
そのひとつが、トランポリン。こんな感じのを家でやっている。(トランポリンって、ものすごく運動にもダイエットにもいいらしい。)

あれこれ先回りして親が決めてあげてしまうのではなくて、自分で「このスポーツやりたい!」とやりたくてたまらなくなるまで待つ方がいいのではないかと思って。
野球がやりたくてやりたくてたまらなくなるまで待たせたイチローのお父さんのようにね・・・。
そして、もし野球とかサッカーとかテコンドーとか空手とかやりたいということになったら、家で教えるのには限度があるので、どこか出来る所を探しますよ〜。

長文にお付き合い下さってありがとうございました。

▶「趣味の動画」をWestlifeの"You Raise Me Up"に変えました。


「マレーシアでオーガニック子育て」ホーム

★ブログランキング★
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ
↑クリックで得点が入ります。一日一回クリックしていただけると励みになります。
よろしくお願いします。いつもありがとう heart.gif

関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
趣味の動画
わたしの好きな音楽を中心にお気に入りを紹介。ぜひ聞いていってね♡
David Archuleta & Nathan Pacheco
"The Prayer"

クリスマスにはやっぱりDavid Archuleta。美しい歌声・・・。
おすすめの本
過去の記事で紹介しているものですが、こちらでも紹介します☆
フォニックスを教える時によく参考にしていました。
関連記事:子供に自分でフォニックスを教える(1)フォニックスとは


小学校低学年の英語読書。初めて読むチャプターブックとして最適。
関連記事:小学校低学年の英語読書〜「マジック・ツリーハウス」


プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

おススメサイト
無料なのにスゴク使える!おススメサイト
<教育関連>
英語本
登録すると、オンライン英語図書館「タンブルブックス」にアクセスできます。
Starfall(英語)
フォニックスを学ぶならここ!
We Give Books(英語)
オンライン図書館。朗読はついていないので自分で読まなければなりませんが、無料で図書館に行く必要がないのは助かります。
学力は全米トップ0.1% 秘訣は幼児期の教育
子育てバイブル。
Colouring Book of Flags(英語)
国旗塗り絵がダウンロードできます。
おりがみくらぶ
折り紙といえばココ。折り方のアニメーションもあり、難易度も一目瞭然で使い勝手抜群。英語、中国語版など外国語7言語のサイトともリンクしているので、外国人の友達とリンクをシェアできるのもうれしい。
無料e童話
数は少ないのですが、無料で絵本が読めます。
英語のおとぎ話ビデオ(YouTube) You TubeのStoryというチャンネルで、10数分の英語のおとぎ話のビデオが見られます。英語字幕をつける設定にもできます。
バイリンガール英会話 Chika's English Lesson(YouTube)
バイリンガルの吉田ちかさんのYou Tubeチャンネル。わたしの勉強のために見ていますが、内容によっては子どもにも見せたりします。明るくてかわいいちかさんの動画は見るだけでも楽しい!

ピアノ初心者のための音符の読み方
自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

Storyline Online(英語)
俳優さんたちが英語の絵本の読み聞かせをするビデオがたくさんあります。

<マレーシアで利用できる音楽ストリーミングサービス>
音楽ラバーにはもちろんうれしいサービス、実は子育てにもめちゃくちゃ使えます!(無料で使えないものもあります)
KKBOX Malaysia
Spotify
Deezer
おススメ記事
当ブログ内のおススメ記事です。
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR