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日本の天才少年

日本人の14歳の少年が奨学金付きでカナダのトップ大学数校に合格した、という話を聞き、どうやって育ったらそんな風に育つのか好奇心がムクムク沸いてきて、彼が書いた本を読んでみました。

大川翔著「ザ・ギフティッド」


彼は、ほんと〜〜〜うにすごい人なんですね。同じ人間かと思うくらい(笑)。
実は魔法使いに一日を50時間にしてもらっているか、寝ていないかじゃないと計算が合わないんじゃない?と思うほどいろんなことをやっています。
14歳でカナダのトップ大学が奪い合うくらいだから成績がいいのはもちろんのこと(ということは勉強もちゃんとしているのはもちろんのこと)、スポーツ(空手をずっとやっているそう)、ピアノ、スピーチコンテスト優勝、ボランティア活動など、「文武両道」以上のものがあります。
とても素直で誠実そうな人柄も好感度高し。
一番素晴らしいのは、「ギフティッドと認められたからには、この力を社会に還元しよう」と思っていること。

読んでいくと、「大川くんの生まれ持った素質と素直で頑張り屋の性格、ご両親の幼児教育への深い理解と実行力、能力を最大限に引き出すベストな環境、そして素晴らしい先生やライバルとなる級友」がすべてうまく作用して、こんな天才児が生まれたのだ〜と思いました。

小さい頃に神童だと騒がれた人って、①成人したら凡人、②精神に支障をきたす、という運命を辿るというイメージを持っている人もいるかもしれないけど、③そのまま素晴らしい力を発揮し続ける、という人も少なからずいるのですよね。そして、大川くんは確実に③だろうな、と思いました。

なぜかというと、何かをゆがめてある才能だけを無理矢理伸ばされたわけではなく、自ら伸びたいという欲求に従ったらここまできてしまったというタイプだと思うからです。
そして、彼がそうなったのは、ご両親や先生、時には級友もいいところを認めて声をかけたり、ご両親が失敗することを許し大らかに構えていたり(お父さんは、彼が何かで失敗すると、「よかったよかった、失敗すると人間的な深みが出る、今のうちにたくさん失敗した方が良い」、って言っていたそうです)、好奇心が適度に刺激されるような環境があって学習意欲が高まったからだという印象を受けました。

彼はとにかくあらゆる面でラッキーなのだと思います。
ここまで恵まれた環境にいる人はめったにいないと思います。
うちの子たち、マレーシアに住んでいてマレーシアの学校に行かなければいけない時点で、すごいハンデを背負っている気がしてきました(笑)。
いや、もちろん状況が許せば環境を変えるという選択もありだけど、家庭の事情でそうできないことが多いから、みんな与えられた環境の中でベストを尽くすしかないのだけどね。世界を見ると本当にいろんな国があるから、とりあえずそれほど命の心配をせずに生活できるだけでも感謝しています。

読んでいくと、「おお〜、うちでも結構大川くんの勉強法とかぶっていることがいっぱいある!』と思いました。
パズルやタングラム(←クリック)をやっていたり、

本の読み聞かせに力を入れていたり(でも、大川くんの場合は、カナダで「本読みお姉さん」を雇っていたくらいなので量が全然違うけど)、

"Geronimo Stilton"や(これ、膨大な冊数が出ているシリーズで、すごく読みやすいです。下の本はそのうちの1冊。日本語版もあるなんて知らなかったわ。でも日本ではそれほど知られていないですよね?マレーシアではすごく人気があります。)


"Magic Tree House"(←クリック)を読んでいたり、

古典・百人一首の暗唱とかも。

暗唱・素読というのは、単に脳を鍛えるためだけにもいいけれど、大川くんは先人の教えをしっかり受け止めて教訓として日々の生活に生かしているところが偉い!

かぶってはいるけれど、大川くんのやっていることを100としたら、うちは7ぐらいか。だから、天才児にならないのも不思議ではない(笑)。
でも、わたしは別に天才児を育てたいわけではありません。
そして、彼が早くに大学入学したことは素晴らしいことだけど、すべての子がそうあるべきだとは思いません。
すべての子にはその子に最適のスケジュールがあるはずで、それに沿ってできるのが一番幸せなんだと思います。
大川くんの場合は14歳で大学入学するほどの学習スピードが最適だったわけで、それを受け入れてくれる環境にいることは彼にとって幸いだったと思うし(日本では飛び級できないものね)、ゆっくりやって大人になってから花開くタイプの子は、そうできればそれが一番幸せなんでしょう。
そして、大人になった時に、しっかり自らの意志と力で伸びてきて、人のためにその力を使いたいと思っているハッピーな人間になっていたらそれで万々歳。(もちろん、子どもの頃から力を発揮できる人はそうすればいいし。)

この本を読んでひとつ実行してみたことは、「名探偵コナン」を見せることです。
実はコナンの漫画を人にもらったので40巻まで持っているのだけど、わたしは子どもに読ませてもいいのか答えが出ず、見せたことがなかったのです。

暇つぶしにはいいけど、いつも死体がゴロゴロ出てきて、それを平気な顔で見ている人がいると、情緒的にどうよ?と思っていたのです。
でも大川くんがコナンが大好きでアニメを見ていて、漫画も読んだと書いていたので、試しにアニメを見せてみました。
そうしたら・・・現在大ハマり中。
会話を聞いていると、「真実」「証拠」「アリバイ」などという言葉が出てきて、モロ影響されている(笑)。
日常会話では聞かない結構難しい言葉も出て来るので、これはこれで割り切ってみせればいいかな、と思いました。



「褒めて伸ばす」って本当にいいの?と思っている人もいるかもしれないけど、そうやってこんなにすくすく育った人がいる、という例を見るとすがすがしくうれしい気持ちになります。
この本、子育て・学習法についていろいろ参考になることがあると思いますよ。


大川くんのブログ↓
実録!翔の『極楽カナダ生活』

日本には他にもたくさん隠れた天才少年・少女がいそう!↓
ただただスゴい・・・世界が注目する日本の天才少年たち


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コメント
私も読んでみようかな
大川くんの本、私もずっと気になっていました。あまりにも次元が違う話だと思って避けていましたが、読んでみたいと思うようになりました。
ただのガリ勉君ではないのですね。周囲がうまくマッチして素晴らしい環境になっていたことや、大川くん自身の素質などもあるのでしょうが、こういう話を聞くと やはり親力 かなって思いました。

Geronimo Stiltonの本、うちの長男(小4)も好きで何冊も持ってます。日本語版あるとは知りませんでした。
コナンもそうだし、クレヨンしんちゃんは特に、世間では子供に見せたくないと思わる部類に入っていると思いますが、そして実際私も子供を持つ前まではそうでしたが、子供と見ているうちになぜ人気があるのかがわかってきて、今では優先的に見せたり読ませたりしています。大川くんが好きだったとなると、なおさらコナンは息子達にすすめちゃいます。

マレーシア生活の経験ない私が言うのは無責任かと思いますが、マレーシアで暮らしマレーシアの学校に通っているお子さん達が羨ましいです。でも、モカきりんさんなら、お子さんの学校がどこのどんな学校であろうと変わることなく、より良いお子さんの環境づくりや家庭学習をされると思います。

お勉強(あえて「お」を付けました)だけじゃダメなんですね。スポーツにボランティア。受験生になったらクラブ活動をやめちゃうのが普通な今の日本の状況を思うと、ちょっと残念な気がしてきました。

息子達には、より良く生きる力を身につけさせてあげたいと改めて思いました。が、うちの長男、学校の勉強のデキが悪くて、私は目先のことで精一杯なのが現実。もっと先を見て、広い視野を持って子供に対応したいのですが、そうする余裕がない母親です~
大川くんの本、読んでみますね。
>JapaReaママさん
コメントありがとうございます。
「親力」、確かにそうですね。お母さんは志望校(日本の中学を受験したそうです)の入試の分析をして勉強計画を立てるのを手伝ったりもされていたようで、勉強面でも指導されていたようだし。
でも、それはものすごくまれな例で、みんながそこまで出来なくてもそれが当然だという気がします。自分の出来る範囲でベストを尽くすだけですね。

JapaReaママさんのお子さんもGeronimo Stiltonやコナンが好きなんですね!
わたしも、コナンを横で見ていたら、これは使いようによってはかなりいろんなことを学べるぞ、と思いました。

大川くんのように出来る人はめったにいないと思うけど、よさそうだとか出来そうだと思うことを取り入れることはできるので、ぜひ読んでみて下さい。
GIFTED SCHOOL
マレーシアにもGIFTED SCHOOLがあると新聞とどなたかのブログで読んだことがあります。何人かの生徒が飛び級をして海外の大学へ入学したとか。華人やインド人の生徒も写真に写っていたので、モカきりんさんのお子さんもGIFTEDなら入学できると思いますよ。
>リンママさん
そうなんですか〜!貴重な情報をありがとうございます。
調べてみたら、National Association for Gifted Childrenというのがあるようだけど、学校として存在するのかまでは分かりませんでした。
特別授業は受けられないけど、飛び級は割とよく聞きますよね。マレーシアでは違う制度による学校があるし、転校も割とよくあることだから、それが原因か、よく同じクラスに違う年齢の子が混在していることもありますね。2学年またいでるのは普通という感じです。

でもうちの子は別にギフティッドではないと思いますが(笑)。「マレーシアにいるからハンデを背負っている」というのは、あまりにも一般の学校のレベルが低いという意味です。PISAで、平均点も低いし低学力層が多いのです。

ギフティッドの子どもには違うニーズがあるし、そういう子たちの才能をより伸ばすのは国力を高めることにつながるので、是非頑張って欲しいです。同時に、一般の学校にもっと予算を割いてなんとかして欲しい〜〜!!と切に思います(笑)。

リンママさん、コメント&情報ありがとうございました!
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わたしの好きな音楽を中心にお気に入りを紹介。ぜひ聞いていってね♡
David Archuleta & Nathan Pacheco
"The Prayer"

クリスマスにはやっぱりDavid Archuleta。美しい歌声・・・。
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過去の記事で紹介しているものですが、こちらでも紹介します☆
フォニックスを教える時によく参考にしていました。
関連記事:子供に自分でフォニックスを教える(1)フォニックスとは


小学校低学年の英語読書。初めて読むチャプターブックとして最適。
関連記事:小学校低学年の英語読書〜「マジック・ツリーハウス」


プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

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We Give Books(英語)
オンライン図書館。朗読はついていないので自分で読まなければなりませんが、無料で図書館に行く必要がないのは助かります。
学力は全米トップ0.1% 秘訣は幼児期の教育
子育てバイブル。
Colouring Book of Flags(英語)
国旗塗り絵がダウンロードできます。
おりがみくらぶ
折り紙といえばココ。折り方のアニメーションもあり、難易度も一目瞭然で使い勝手抜群。英語、中国語版など外国語7言語のサイトともリンクしているので、外国人の友達とリンクをシェアできるのもうれしい。
無料e童話
数は少ないのですが、無料で絵本が読めます。
英語のおとぎ話ビデオ(YouTube) You TubeのStoryというチャンネルで、10数分の英語のおとぎ話のビデオが見られます。英語字幕をつける設定にもできます。
バイリンガール英会話 Chika's English Lesson(YouTube)
バイリンガルの吉田ちかさんのYou Tubeチャンネル。わたしの勉強のために見ていますが、内容によっては子どもにも見せたりします。明るくてかわいいちかさんの動画は見るだけでも楽しい!

ピアノ初心者のための音符の読み方
自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

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俳優さんたちが英語の絵本の読み聞かせをするビデオがたくさんあります。

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