ホーム   »  子育て  »  お金の教育
rainbow.jpg

お金の教育

うちでは子どもに小遣いをあげていません。
日本と環境が全く違うので、子どもだけで外出することはまずありません。外出するときも、最近は買い物について来るのを嫌がるので(男子だから買い物は楽しくないようだ)、ほとんどはただ遊びに行くだけ=特に買い物をする必要なし。
たま〜にショッピングセンターに行って何かが買いたいことがあっても、そんな高い物を欲しがるわけではないし、一年に一回のお年玉からちょっとお金を出して買うだけ。

それから、手伝いをしたらお小遣いをあげるという制度をとっている家庭もあるけれど、それってどうなんだろう〜?という疑問がありました。
家族の一員として、お金をもらわなくても家の仕事はするべきだし、一旦そうしたら、「お金をもらえない時は何もやらない」となってしまわないか?と思ったのです。

でも、お金に関する教育は大事。
長男はもう10歳だし、来年から小遣いをあげようかと考えていました。
でも、「お金の教育」と言ったら、お小遣い帳をきちんとつけてやりくりする、というイメージがあるけど、なんだかそれって違うんじゃない?という気もして、なんだかモヤモヤしていました。



そんな時、こんな記事を読みました。
「お金儲け」はピアノと同じで練習が必要!

内容は、「金儲けはピアノの練習と同じで、練習をすればするほどうまくなる。誰でも練習さえ続ければピアニストになれるわけではないのと同じように、誰でもスティーブ・ジョブズ級の金儲けが出来るようになるわけではないが、練習することで必ずある程度は儲けられるようになる」ということ。
なるほど。

そして、ちょうど同じくらいの時期に、長男がRM85ほどするゲームが欲しいと言い出しました。
買うのは簡単だけど、ポーンと買ってあげたくない。少し時間が経てば忘れるかもしれないし(笑)。

それで、思いつきました。
この仕事をしたらいくらあげると決め、目標のお金を貯めたら買っていいということにしました。

いや、それってさっき言ってたお手伝いをしたら小遣いをあげるっていう制度でしょ?と思われるかもしれませんが。
貯めるのに1〜2ヶ月はかかるような値段設定で、継続して頑張れるようなら本気で欲しいということだし。
この設定をちょっと工夫することで、お金について教えられると思ったのです。



そう、わたしが以前モヤモヤと感じていたのは、与えられたお金をやりくりするだけじゃなくて、どうやってお金を作り出すか?ということも教える必要があると感じていたからなのでした。

これはわたしにとって非常に難しいことです。なぜなら、わたしは自分がそういう教育を受けていないし、実際に金儲けをしているわけでもないから。
でもまあ、子どもにそうなって欲しいと思えば考えてやるしかありません。

仕事と値段設定をする際、次のようなことを工夫しました。

  • 仕事は、「人のためにやる仕事」(例:そうじ、洗車など)と、「エンターテインメント」(コンサート、本を書くなど)に分ける。

  • 仕事の種類は、自分で考えてアイディアを出してもらう。(その上で、わたしと現実可能かなど話し合い、値段と合わせて最終決定する。)

  • 仕事のアイディアを思いついたら、いつでもわたしと相談の上、リストに加えることが出来る。

  • 仕事の出来具合によっては、昇給もあり。


これなら、「この仕事しなさい、しなきゃお小遣いないから!!」という半強制的な労働とはちょっと違うでしょ?

もう2週間ほどやっていますが、続いています。その間、いろんなことを話しました。
サボっていたら首にされたり減給もあることとか。(次男がサボっている現場に出くわした)
エンターテインメントの方が大きく儲けられる可能性はあるけど、「この人の作品が欲しい」と思ってもらったりする必要がある、そのためには努力が必要である、でも努力したからといって収入がそれに比例するわけではない、とか。
誰にでも出来る仕事は報酬が高くない、とか。etc. etc.

いろんな仕事をする中で、「自分はこういう仕事が向いている、やると楽しい」とか、「喜んでもらえるとうれしい」とか、「きれいにすると気持ちがいい」とか感じたり。
「仕事を加えることができる」ので、「こういうことをしたら人の役に立つのでは?」「こうしたら人に喜んでもらえるかも!」と考えてみたり。
「いい加減なやり方をすると、報酬をもらえないこともある」と悟ったり。
「作品を作っても、仕上げなくては一銭にもならないし、仕上げても買ってくれる人がいなければやはり一銭にもならない」と分かったり。(でもそんな意地悪しないで、ちゃんと作った作品なら買ってあげてますよ)

今は家庭内でお金がまわっているだけだけど、この経験を通して、外貨獲得のための準備ができるのではないかと思ったのです(笑)。

アメリカ人の子どもって、小さい頃からガレージセールをやったり、レモネードを作って売ったりとかしているけど、なるほどそれも金儲けの練習になるんだな。
そういえば、この前近所のフランス人の子どもがドアベルを鳴らし、「マッサージいりませんか?」と聞いてきたのでびっくりして断ったけど(マッサージいらんし)、勇気やアイディアは大した物だと思いました(笑)。

まあ、そんなこんなで、目標は外貨獲得。今は練習。
世の中には、こんなにすごいお父さんもいますよ。
「大学行きたきゃ自分で金を作れ!!」という。↓

<関連記事>
A father of eight explains why he hasn’t saved a penny for his kids’ college education
「8人の子どもを持つアメリカ人のお父さんが、なぜ子どもたちの大学教育のために一銭も貯金していないのか」
このお父さんは、大学に行きたいなら子どもが自分で稼ぐべし、という信念を持っていて、子どもが小さい頃から金儲けに関していろいろ教えています。英語の記事ですが、非常に興味深い内容です。




↑このお父さんは、子どもが小さい頃からお金の教育をしていて、仕事や儲け方を教えたりしているようですが、最近は子どもでも起業するというケースが増えてきましたね。
起業したからエライとか起業しないと腑抜けとかいうわけではないけれど、少なくとも起業はとても大変なことにチャレンジする意志があるということだし、何よりも、「自分は世の中のために何が出来るか」を真剣に考え実行することだと思います。
マレーシア人、特に中華系の人たちは、日本人に比べてものすごい起業家精神にあふれていて、わたしのまわりでもビジネスをやっている人がゴロゴロいます。
それで、「中華系は金の亡者だ」とか言う日本人もいるけど、わたしはもっとポジティヴな印象を持っています。
「自分の力で金を稼いでいい暮らしをするんだ!」とか、「自分の持っているものを利用して、人を喜ばせたい」とか、とても純粋な頑張り屋で、仕事を通して世の中をよくしようとしている人が多いのです。
金をとっているから汚いとかボランティアだから尊いとかいうわけではなく、どんな意図をもってどんな仕事をしているかが大事だと思います。

日本人の子どもも、いろんなことを考え、実行に移していて本当に頼もしいです。

TEDxKids@Chiyodaより。


もうひとつ。
何気なく見ていたら、びっくりした。この子、飛脚だって(笑)!!
TEDxKidsを見ていたら、立派な子は結構要るけど、面白い子は少ない。この子みたいに、「なんだ、なんか変だけど面白そうなヤツだなあ」と思わせた方が勝ちなのではないかと真剣に思いました。じゃあ、常に人を笑わせることを考えている関西人、人生有利じゃん(笑)!!


なんだかわたしの苦手分野ではあるのだけど、わたしよりはこういうことがちょっと得意なダンナに教えてもらい、子どもと考えつつ一緒に学んでいきたいなあ・・・と思います。


「マレーシアでオーガニック子育て」ホーム

★ブログランキング★
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ にほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ
↑クリックで得点が入ります。一日一回クリックしていただけると励みになります。
よろしくお願いします。いつもありがとう heart.gif

関連記事
スポンサーサイト
コメント
お金はこわい
久しぶりのコメントです。
お金を教えるのは本当に難しいですね。
今、息子がお金に興味を持っていて買い物ごっこを毎日笑。
お小遣いとかも漠然と考え始めてますが、単にあげるのでなくて工夫が必要なのもうなずけます。
私は小学生から貯めるのが好きだったので通帳の金額が上がるとウハウハ。それを母が心配してたんですって。

今はお金を失うことも経験して、自分なりに「貯める●使う」をやってます笑。
中国系のカネ、カネ、カネにうへーと思ってたのは最初だけ。うまく使い分けてる人が多くて勉強になります。

まだまだですがCNYで頂くアンパオでどう教えましょうか。
親が丸ごと管理するのもなーと思うこのごろです。
何かいい案ありますか?

、あ、お金はこわいってことはお金によって友達を失ったんです。いろいろありますねー。それと、私も大学に行きたかったらバイト派です笑。後で訳して読もうっと。
ありがとう!モカきりんさん。
>しおさん
コメントありがとうございます。
お金はこわい面もありますねー。でもしおさんの言うように、こちらの中華系の方はお金が大好きな方が多いけどうまくお金と付き合っている人が多いように思うので、学ぶべきことがありますよね。
今ある収入の中で無駄を省いてやりくりする力ももちろんあった方がいいけど、「収入が足りないならどうやって増やそう」って考えることは、自分の力で人生を変えられるという力にもつながるので、そこのところをうまく教えたいです。
アンパオは、銀行に貯金するというのがオーソドックスな方法ですね。でも利子が雀の涙だし、行くのも面倒(笑)。じゃあ、お財布などに入れて、小遣い帳に記録させるというのもひとつの方法だと思います。うちは、一部は自分で持っていて、一部は株に投資しているようです(笑)(もちろんパパに助けてもらって)。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
趣味の動画
わたしの好きな音楽を中心にお気に入りを紹介。ぜひ聞いていってね♡
David Archuleta & Nathan Pacheco
"The Prayer"

クリスマスにはやっぱりDavid Archuleta。美しい歌声・・・。
おすすめの本
過去の記事で紹介しているものですが、こちらでも紹介します☆
フォニックスを教える時によく参考にしていました。
関連記事:子供に自分でフォニックスを教える(1)フォニックスとは


小学校低学年の英語読書。初めて読むチャプターブックとして最適。
関連記事:小学校低学年の英語読書〜「マジック・ツリーハウス」


プロフィール

モカきりん

Author:モカきりん
モカきりん:アメリカ留学中に中国系マレーシア人の現在のダンナと出会う。大学卒業後に渡馬、結婚。日系の塾で小学生と中学生に英語・国語を教える。7年塾講師として働き退職。その後2人の息子を出産して現在は専業主婦。

長男ユージン:2004年生まれ。明るく元気で、遊ぶことが大好き。やっている習い事はピアノ。第一言語は日本語、英語も文法的にはかなりブロークンだが話せるし理解できる。おばあちゃんとは中国語で会話、マレーシア語も学校で勉強中だったが、なぜか今年度は学校の方針でフランス語をやっている。2011年1月にインターナショナルスクールに入学、現在中学2年生。


次男ライアン:2008年生まれ。習い事はピアノ。とても人懐っこく誰にでも笑顔をふりまく。2014年1月にお兄ちゃんと同じ小学校に入学、現在小学校4年生。


ダンナ:中国系マレーシア人。日本語が流暢で時々日本人に間違えられる。優しく子供とたくさん触れ合ってくれるいいパパ。

おススメサイト
無料なのにスゴク使える!おススメサイト
<教育関連>
英語本
登録すると、オンライン英語図書館「タンブルブックス」にアクセスできます。
Starfall(英語)
フォニックスを学ぶならここ!
We Give Books(英語)
オンライン図書館。朗読はついていないので自分で読まなければなりませんが、無料で図書館に行く必要がないのは助かります。
学力は全米トップ0.1% 秘訣は幼児期の教育
子育てバイブル。
Colouring Book of Flags(英語)
国旗塗り絵がダウンロードできます。
おりがみくらぶ
折り紙といえばココ。折り方のアニメーションもあり、難易度も一目瞭然で使い勝手抜群。英語、中国語版など外国語7言語のサイトともリンクしているので、外国人の友達とリンクをシェアできるのもうれしい。
無料e童話
数は少ないのですが、無料で絵本が読めます。
英語のおとぎ話ビデオ(YouTube) You TubeのStoryというチャンネルで、10数分の英語のおとぎ話のビデオが見られます。英語字幕をつける設定にもできます。
バイリンガール英会話 Chika's English Lesson(YouTube)
バイリンガルの吉田ちかさんのYou Tubeチャンネル。わたしの勉強のために見ていますが、内容によっては子どもにも見せたりします。明るくてかわいいちかさんの動画は見るだけでも楽しい!

ピアノ初心者のための音符の読み方
自分で子どもにピアノを教えている、またはピアノ教室に通わせているけれど家での練習を見ている、という親にとって、とても参考になるサイトです。単にピアノを教えるということだけでなく、子育てという広い観点からピアノの練習をとらえていることが素晴らしいと思います。

Storyline Online(英語)
俳優さんたちが英語の絵本の読み聞かせをするビデオがたくさんあります。

<マレーシアで利用できる音楽ストリーミングサービス>
音楽ラバーにはもちろんうれしいサービス、実は子育てにもめちゃくちゃ使えます!(無料で使えないものもあります)
KKBOX Malaysia
Spotify
Deezer
おススメ記事
当ブログ内のおススメ記事です。
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR